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悪い噂を打ち消す方法

2018.08.21

人のいるところ、様々なうわさが流れています。時には悪い噂も流れる事もあります。悪口や陰口は、当たり前の話ですが、本人を目の前に行われる事はありません。本人を目の前にやれば、直ちに論破されるかもしれませんし、気を悪くしたり、激怒されたり、仕返しをされたりするかもしれませんから。

では陰口や悪口は何の目的で流れるのでしょうか?それは嫌いな相手を否定すること、おとしめる事が目的となっています。そして真偽のほどが定かでない事柄をあげつらい、仲間を求めて垂れ流されるのです。普通の人、うわさを流されている本人と、それほどの仲の良くない人が、うわさを聞いたら、ビックリしますが本人に確かめませんよね。悪いうわさを聞いて喜ぶのは、そのうわさを流されている人の事を、自分自身が心底嫌っている場合だけです。そうなると組織では、不満分子の人がうわさを流している可能性があります。しかし、その犯人を見つけ出すのは困難な事です。

そんな陰口や悪口は、なかなか本人の耳には入りませんが、時には信頼のおける同僚や仲間から耳に入ってきます。「お前、なんか変なうわさ流れてるぞ」などと。今まで仲間を信頼していた人にとっては驚きと落胆、悲しい気持ち、とにかく大ショックです。

そして頭にきますが、感情に流されて行動してしまうと失敗します。

例えばあなたが部長で「部長は○○をひいきにしているが、あれ付き合っているらしいぞ」というウワサを同僚から聞いた時、どう対応しますか?

怒りに任せて、「私の悪い噂を流している奴がこの中にいるだろ!?きっと犯人を見つけ出してやる!」と全員に言った場合、他の人たちは激情に駆られているその姿を見苦しいと思ったり、(あんなにムキになるんだから本当の話なんだろう)と逆に肯定の気持ちを強くしてしまいます。

簡単な噂を打ち消す方法を教えします。それは「具体的なウワサに言及する事無く、平然と過去の話であったかのように、思い出すように相手に伝える」という方法です。先ほどのウワサで言えば「私も以前、若い社員と付き合っているというウワサが流れた事もあるけど、その時は私もまだまだ捨てたもんじゃないと嬉しかったんだよ。」と言うのです。

ウワサに気づいても平常心で対応する事が一番の防御策になります。本人が平然としている事が効果を持ちます。

人の悪いウワサを言って喜んでいる人に人生を楽しく過ごせている人はいません。何故なら自分の人生に不満があるから、人を悪く言う事で自分自身を保っている人がほとんどだからです。他人の口から悪口や悪いウワサなどを止める事はできませんが、自分が言わないようにする事はできますよね。出来るだけ人の悪口を言ったり、悪いウワサに耳を貸さないようにすると、もっと楽しい人生を送る事が出来るようになりますよ。

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