不安は100%・・・

2021/04/16 こころのニュース

人の人生には不安がつきものだ。人は様々な不安を抱えて生きているのだが、その不安感の正体を、あなたは知っているだろうか?
人は様々な事に不安を抱く。例えば、(病気になって働けなくなったらどうしよう)(あの人に嫌われたらどうしよう)(明日のプレゼンに失敗したらどうしよう)(子どもが病気になったらどうしよう)(会社が無くなったらどうしよう)など、毎日様々な不安を抱く。
私の元には仕事柄、不安にさいなまれて、なかなか寝付けない、毎日がドンヨリとした気持ちで過ごしているといった悩みを打ち明ける人が多い。特に何度も同じような不安を考えていると、なかなか行動ができなかったり、毎日をイキイキと過ごす事ができなくなってしまう。
もともと人間は何か自分をプラス思考にする方法を持っていなければ、マイナス思考になる生き物である。中世まで、日本でいうと江戸時代くらいまで、人は病気や危害を加える他の動物(クマ、オオカミ、ライオン、イノシシなど)、様々な事故や災害などが現代社会に比べて大きな脅威であった。そんな時代に、のほほんと「今日も最高!」などと道の真ん中を歩いていようものなら、落石が落ちてきたり、大きな動物に襲われたりしてしまう。だから人の脳は、危険を察知しやすいように不安を抱えやすいようマイナス思考で設定されている。それは現代社会でもそうだ。文明はこの100年で大きく進化したが、人間の脳はそんなに進化していないのだ。
この不安感の実体を、今日あなたに教えようと思う。不安とは『100%妄想』だ。あなたが頭の中で考える(こうなったらどうしよう)の『なら』『たら』は未来形だ。つまり現実にはまだ起きていない出来事なのだ。人間の脳はすごい。まだ起きていない事も、現実のように見せる事ができる。それにより不安が増えてくると、人はそれが現実に起きているかのように考え、行動ができなくなってしまう場合がある。
例えば(明日、会社で怒られるかもしれない)と考えている人の頭に浮かんでいる映像は怒られている映像だ。それは今現在起きていないが、さも現実で怒られたかのように感じて次の日に会社に行くのが非常に嫌な気分になる。
同じ妄想なら、あなたには楽しい妄想をしてほしい。(会社で怒られるかもしれない)などと考えるくらいなら、会社であなたが仕事を見事こなして(今日も良い一日だった)と充実感溢れているところを妄想した方がいい。前述のとおり、人の基本思考はマイナス思考だ。自分で意図的に変えない限りマイナスな思考になってしまう。最初は練習がいる。自分が不安を感じていると認識したのなら、自分の意思で(切り替えよう)と思い、幸せな妄想とすり替える必要がある。ただ練習すれば、あなたにもできる。
ただ不安感は30%ほど持っておいた方がいい。不安になるから人はそれを払しょくするために成長したり、進化しようと思う側面があるからだ。上手く自分の不安感と付き合う事が現代人には大切な事の一つなのだ。

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